ジャバ・ザ・ハットリ
Published on

履歴書の技術欄にRailsとかのフレームワークを書くならせめて自分のGitHubアカウントにフォークしとけば多少なりとも印象あがりまっせという話

Authors
  • avatar
    ジャバ・ザ・ハットリ

香港人の若くて可愛いインターンの J(男)が「就職活動する時になんかいい方法ありますか?」と聞いてきて、その時なにげに答えた内容がまーまーマシな回答だったな、と思ったのでここにも書くことにした。

それは「もし履歴書の技術欄に Rails って書くなら、ただの飾りでもいいから GitHub アカウントに Rails のリポジトリーをフォークしておくべし」ということ。

カワイイ J(男)は同じビルに入っているとなりの会社のインターンで、その会社で J は Rails アプリのコードを書いていた。私は別に男に対して性的興味は一切ないのだが、きっと J を見たらどんな男でも「カワイイ」と言ってしまうような奴だった。J は不幸にして香港にて男として生まれたが、もしアレが女だったら女優にでもなってただろう。まーそれはどうでもいい。

その J に「Rails の中身のコードを読んだりするか?」と聞いたら「読んだことは無い」と言った。「Rails のコードを読むのはとっても勉強になるよ」とアドバイスするつもりだったけど、それだけだと直球すぎてあまりに面白くない。その代わりに言ったのが「とりあえずフォークだけでもしておけば」だった。

まず大前提として言えることは Rails のコードはレベルが高いがその分、読めば読むほど気付きがあるし勉強にもなる。なんと言ってもそのコード書いてる奴が DHH とはじめとしてスゲー Rails コミッターのエンジニア達だ。彼らのマナの仕事ぶりが好きなだけ眺められるホントに素晴らしい機会だ。

それにフレームワークを使うだけで、その中身は深追いしないというのはエンジニアの姿勢としていただけない。使ってるモノの中身ぐらい多少は把握しておけよ、と。そうは言っても Rails のコードは巨大で中身を全部理解することなんてほぼ無理。

ところがどんなエンジニアであっても最初の第一歩はフォークから始まる。フォークして自分のところにコードを入れて読むのだ。別にクローンして読んでもいいけど、それだと就職の時に応募した会社の人が J の GitHub アカウントを見ても跡が残ってないし分からない。
フォークだけでもしておけば「おーこいつは Rails をフォークしてコードを読んでるんだな」と思わせることができる。

そうやってカモフラージュ的に置いておけば、いつか気が向いた時に本当に読むことになるかもしれないし、いいことだと思うよ、と J に言った。特に新人エンジニアの皆様にオススメの第一歩は「飾りだけでも OK なのでまずはフォーク!」。

一応 GitHub に不慣れな方向けにフォークの方法を書いておいた。

  1. Rails のリポジトリーのページへ行く
    GitHub - rails/rails: Ruby on Rails

  2. 右上にある Fork ボタンを押す。

image

3.すると自分のアカウントに Rails が入ってくる。

image

たったこれだけのことで無味乾燥だった GitHub アカウントが多少は豪華に見える。

どんなエンジニアでもこうした小手先のフォークから始まって、本当に少しづつコードを読む習慣が付いて成長していくのだと思う。

本気でコードリーディングする人のために書いた記事がこちら。
初心者でもカンタンに Rails の中身のコードをコードリーディングする方法

これ系の記事にそれなりにニーズがあるなら、しばらくは Rails のコードリーディングだけに特化した記事を書いてもいいな、と考え中。

関連記事