ジャバ・ザ・ハットリ

ベルリンのスタートアップで働くソフトウェアエンジニア

世界で1番あなたにとって住み心地のいい場所を探し出す方法

2019-03-03海外移住

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職場の同僚ロシア人エンジニアのKが「いろんな国に住んできたけど、結局オレにとって最高の土地はアメリカだ。フロリダよ。あそこはサイコー」と言い出した。 それを聞いたアメリカ人デザイナーのBが「は?お前の頭は大丈夫か?言っておくがフロリダってのはなー」とBのフロリダ論を展開してKを全否定しだして、Kも負けじと言い返すし、なんか面白いなーと思って聞いていた。

その後もみんなでどの国が1番合っているか、の話で盛り上がった。

image < 家の近所(著者撮影)>

それで表題の「世界で1番あなたにとって住み心地のいい場所を探し出す方法」をお伝えするとその答えは

好みは人それぞれだから必ずいろんな場所に実際に行って暮らしてみないことには絶対に分かりませんよ、となる。

なーんだ、そんなことかよ!と突っ込んだあなた。そうです。そんなことです。

わりと高い確率でイタリア出身じゃない人が「オレにはなんかイタリア生活が合ってるわ」とか出身地に関係なく「オレってドイツ生活が合ってわ」「東南アジアが合ってるわ」と言う人が多い。これは大都市のITスタートアップでメンバーの全員が外国人になって海外移住経験が豊富な人達だと、だいたいそんな話になる。

つまり当たり前の話として、生まれた土地だからといって無条件でそこがあなたにとって1番の場所になることはない。仮にそうであったとしても確かめてみないことには絶対に分からない。
そして私は知っている。日本の生活習慣や風土に心の底からは馴染んでなくて、実は別の国の方が趣味が合っている、という日本の人がたくさん居ることを。現代の世の中では「海外」がかつてはありえなかったぐらいに近い存在になっているんだし、別の国での暮らしも確かめてみてはいかがだろうか?

image < 著者撮影 >

「日本に生まれ育ったんだから日本が1番!」と誰かが言ったら、必ずハッキリさせておくことがある。どれぐらいの移住経験があって、どこの土地と比べて1番と言ってるのか、と。もしその土地でしか暮らしたことがないのであれば、それは100%正しい。上から数えても下から数えても1番は1番だからだ。

言ってることは正しいが、私はそういう人の言葉を信用しない。人生で1回しか寿司を食ったことのない人が言う「世界一美味しいおすすめの寿司屋」を否定はしないが信用しないのと同じ。

海外移住なんて100%個人の主観で決定するべきことで他人がとやかく言うことではない。それでも少しでも「今のこの国の暮らしは自分に合ってないのかも?」と疑問を感じたり「あの国の方が私に合っているかも?」と思ったら、確かめに行った方がいい、と言いたい。

それと「海外移住といえば北米だ!」「ヨーロッパだ!」「東南アジアだ!」って決めつけはおすすめしない。行ってみなければ分からないし、私にしてもいろいろ移動しまくっているが、いまだにどこの土地が1番なんて言えない。その日の気分によって「ヨーロッパがサイコー」な日もあれば、そうでない日もある。

国をまたいで移住を繰り返す人にありがちなのが、ついこの間「この国がオレの第二の故郷だ!」まで言ってたのがフッとまた別の国に引っ越ししたりする。まーそんなモンだ。

洋服を替えたり、靴を替えたりすることには熱心なのに、もっと根源的な「どの土地に暮らすのか」はちっとも変えずに確かめもしないのはなぜだろう。たったひとときの感情でも「この国ステキだな」とか「この国の人いいな」と感じることって大切だと思う。それはずっと同じ場所に居たのではなかなか持つことのない感情だし、私は今後もずっと移動していたいと考えている。

ちなみにこれを書いている今日はボーダフォン・ドイツのコールセンターに電話して、その対応がいかにもドイツっぽくて腹が立ったので「ドイツいい加減にしろボケ!」って気分だ。

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