ジャバ・ザ・ハットリ

ベルリンのスタートアップで働くソフトウェアエンジニア

個人開発者にとっては100万ドルの価値?!インディーハッカーズのインタビューはITビジネスのネタの宝庫

2019-03-25個人開発

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個人開発をやってたりスタートアップでアプリを作っている方にとって、インディーハッカーズのインタビューは常に要チェックと言える。それはITビジネスモデルのネタの宝庫で、これを随時チェックしているとアプリの儲けネタは無尽蔵に出てくる。現在ネタがある人にとってはそのブラッシュアップになるし、ネタが無い人はここを参考にすれば10や20のネタはスグに出てくるだろう。

インディーハッカーズのインタビュー欄は個人開発やスタートアップの創業者がどのようなビジネスモデルでどのようにその事業を開始したのか、がインタビュー形式で語られている記事。全ての記事には月次の収益金額やアクセス数などが記載されている。するとどんな分野のアプリでどんな課金方法だったら月次の収益が**ドルぐらいはいくんだな、みたいなのが掴めてくる。

image Interviews with Indie Hackers

こうしてアプリ業界全体を俯瞰して眺めて、それぞれの収益モデルと分野において、おおよその収益性やアクセス数を把握しておくことは自分でアプリを構築する際に非常に参考になる。

以前とあるプロの映画脚本家の方と話をしたのだが「めちゃくちゃに映画に詳しい人だな」という印象を持った。しかしよく考えれば当たり前だ。映画の脚本なんて現在市場に出ている映画をしっかり分かっていないと書ける訳がない。それが音楽家だったら音楽をよく知っておく必要があるし、ウェブアプリの開発者だったら市場に出ているウェブアプリの動向をよく知っていないと自分で収益性のあるアプリなんて作れる訳がない。

私は現在ドイツのベルリンに在住していて、そこの個人開発者コミュニティに属していろいろ情報交換をしている。そのコミュニティには「はじめてアプリをリリースしてみました」って人から「既に収益性あるアプリを運営していて月次で**ユーロぐらい出してます」って人まで様々な人達が属している。

そこで気がついたのだが、アプリからある程度の規模で収益を出している人は、他のアプリの収益構造なんかにも、とても詳しい。コードやソフトウェアのアーキテクチャをよく知っている人はいいソフトウェアが作れるのと同様に、ITビジネスの収益モデルをよく知っている人は高い収益性のアプリが作れるということだ。当たり前すぎで言うまでもないことかもしれないが、コーディング技術がある人ほど「お金儲けなんて考えてないわ」と言いがちなので、ちょっとインディーハッカーズのインタビュー欄でも覗いてみたらいかがだろうか? お金を得ることをそんなに身構えなくても、世界の個人開発者達がやってる儲け方法を見るとワリと面白いことに気が付きますよ、と言いたい。

私は個人開発でエンジニアがちょっと小金を得る程度だったらワリと簡単と思っている。 この記事に書いたレベルであれば誰でもまーまーイケる。

開設後3週間で収益10万円を得た個人開発サイトでやったことの全部を公開する

もしそこを難しくしているのであればそれは単にモデルを知らなかっただけで、インディーハッカーズのインタビュー欄をちょっと見れば勘のいい人だったらソッコーで覚醒すると予感している。

(こんなこと書いてる私だが、現状のアプリ構築能力にちっとも満足していないので、この記事を契機に覚醒した人がいたらぜひそのノウハウを私にシェアしてください。)

サイトの使い方

以下に簡単なサイトの使い方を書いた。

まずは「Filter Interviews」もしくは記事一覧の左にならんだフィルターリストをクリックして、自分の考えているアプリに近いアプリの記事にしぼりこむ。

image

BUSINESS MODEL ビジネスモデル

おすすめはまずビジネスモデルから ビジネスモデルの中は5つの選択肢がある。複数選択も可能。

  • Free(無料)
  • Advertising(広告)
  • Affiliate/Commission(アフィリエイト)
  • Transactional(従量課金)
  • Subscription-Based(サブスクリプション/定期購読)

ここは自分が考えている課金モデルに応じて選択する。面白いのは広告といえば**って感じのビジネスモデルだろ、と思っていてもわりと予想外のビジネスモデルがあったりして参考になることだ。

MONTHLY REVENUE 月次の収益金額

各インタビューを受けた人が自分のアプリの月次収益をちゃんと書いてくれている。まー自己申告なのである程度の盛っていたり、逆に儲かってないフリをしている可能性もあるが、そこまで極端な嘘は無いだろう。

また自分が狙っているのが**ミリオンの収益のアプリなのか月に100円でも入ればOkなのかはここでフィルターをかけて考えられる。 仮に自分が個人開発アプリで稼ぎたい額が月に100万円だったとして、そのレンジで収益を上げているアプリにはどんな例があるのかをザッと見るだけでもとても勉強になる。 自分から遠い存在として崇めているのではなく、より身近な存在として「あーそうやってんのか」と知ることはとても大事。

EMPLOYEES 従業員数

とても重要。そのアプリをひとりでやるのと100人でやるのは大違い。私はいつも1−9もしくは Noneを選択して見ている。

後はそこまで重要ではないのでテキトーに。

これはある記事。

How I Quit School and Learned to Launch a Successful Product

学校やめてウェブアプリを開設した方法

How I Quit School and Learned to Launch a Successful Product

収益 44万円/月
訪問者数 1万4千/月

image

質問1 Hello! What’s your background, and what are you working on?

ハロー!あなたのバックグラウンドとなにしてんの?

回答

イタリア出身で最近アイルランドに引っ越したLucaです。Customerlyってウェブサイトを開設しました。7年前に大学を辞めてQuizPatenteってアプリを作ったんだけど、そこで学んだことを活かしてCustomerlyを作って。。。。

質問2 What motivated you to get started with Customerly?

Customerlyを開設した動機ってなに?

回答

Customerlyの前に立ち上げたアプリで気がついたことが3つあって。。。

質問3 How have you attracted users and grown Customerly?

どうやってユーザーを惹きつけてCustomerlyを成長させたの?

回答

いろいろ説明の後、このグラフ

image

質問4 What’s your business model, and how have you grown your revenue?

ビジネスモデルと収益構造について話してくれる?

回答

ブラブラブラー。。。(翻訳が面倒くさい)

質問5 What’s your advice for indie hackers who are just starting out?

これから個人開発をはじめようとするひとに一言アドバイスは?

And remember, sometimes it’s not a matter of hard work but smart work. You can achieve better results by working smart than by working hard.
覚えておいて欲しいのはハードワークじゃなくて賢く働くのが大事ってこと。賢く働くってのはがむしゃらに働くよりもいい結果を残せるから。

ずっと英語だけ使って働いているので英語読んだりすることはそこまで苦ではないけど、翻訳が大嫌いなのでもうこれ以上詳しくはやらない。 後はご自身で見てみてください。

いいたいのはこの記事ひとつを取り上げて「すげーいいでしょう」なんてことでは決してない。はっきり言ってこれは1例にしかすぎない。こうした例が束になって多数あるから意味が出てくる。

生活習慣病の患者さんひとりの詳細データがあってもあまり役に立たない。それらの患者データが1万件とかあることでどんな生活習慣が病気に繋がるのか、の分析と防止策ができあがるのと同じ。

以上です。
この記事の途中にも書いたが、なんかの際にアプリ開発のすっげーいいノウハウを得たそこのあなた!私へのノウハウのシェアをお忘れなきよう。

Interviews with Indie Hackers

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